Beauranceオリジナル石鹸制作ストーリー
日傘や帽子、ストールなどのファッション雑貨を通して、女性の“好き”をアップデートするアイテムを提案するブランド「Beaurance(ビューランス)」。
今回mueでは、BeauranceのPOP UPイベントで配布されるノベルティとして、オリジナル石鹸を制作しました。
制作にあたっては、Beaurance 2026 SSのシーズンテーマ 「Pages of Her」を軸に、香りまで含めてブランドの世界観を表現できるよう、Beauranceの皆さまと打ち合わせを重ねていきました。
今回は、このオリジナル石鹸が形になるまでの背景と制作の裏側を、ブランディング担当の上野さん、デザイナーの郷司さんに伺いました。
香りをブランドに取り込むこと
― オリジナル石鹸を制作することになった背景を教えてください。
上野さん:実はずっと前から、ブランドの中に「香り」を取り入れたいという思いがありました。
「Beaurance」というブランド名自体が、「Beauty」と「Fragrance」を掛け合わせた造語なんです。
だからこそ、香りも含めて世界観を演出できたらいいな、と。
ただ、香水などをそのまま作るとなると、すでにその分野で強いメーカーさんがたくさんあるので、同じことをしても意味がないなと感じていて。
「Beauranceらしい表現」って何だろう、と考え続けていました。
― そんな中で、香りを表現できる石鹸をお選びいただいたのですね。
上野さん:そうです。
ノベルティ企画については、実はずっと前から悩んでいたんです。 チャームなどの案が出たり、いろいろ試してきたのですが、コストや数量の問題で実現が難しいことも多くて…。
そんな中、展示会でmueさんの石鹸を見た時、「これなら香りを含めた演出ができるかも」と、直感的に思いました。
オリジナルで石鹸がつくれると聞いて、長く迷っていた分、「これにしよう!」と決めるまでは早かったですね。
これまでノベルティとして扱ったことがなかった「日本製」である点にも惹かれました。
テーマは「Pages of Her」─ 彼女のページ ─
― 今季のテーマについて、改めて教えてください。
郷司さん:Beauranceは2023年にリブランディングをしてから、毎シーズンテーマを掲げるようになりました。
シーズンテーマを持つことで、デザインやアイテムの展開に奥行きが生まれると考えています。
2026 SSのテーマ「Pages of Her」─ 彼女のページ ─ が表しているのは“1人ひとりの人生がページのように重なり、彼女の歴史になる”ということ。積み重なっていく時間の中に、その人だけの物語が紡がれていく、という想いを込めています。
この、個人の内側にフォーカスする価値観は、mueの「わたしを脱いで、素肌にもどる。」というブランドコンセプトとも共鳴するものがあると感じています。
理想の色と、香りを探る
― どのようにデザインを固めていきましたか?
郷司さん:サイトを拝見した時点で、「マーブルでいこう」という方向性は、なんとなく決めていました。
シーズンテーマでもある「その人だけの物語」を、マーブル模様の層や色のデザインの出方の偶然性を通して表現できそうだと感じたんです。
ただ、色をどうするかは、実際にカラーパレットを見て選びたいと思いました。
実際に見てみると、選択肢が多くて、「これもいい」「あれもいい」とみんなで盛り上がりましたね。
カラーは、ニュートラルなホワイトをベースにしつつ、今シーズンのキーカラーでもある爽やかなグリーン系に。 差し色でイエローを入れるかブルーを入れるかで悩みましたが、最終的にブルーに決まりました。
― 香りの選択も盛り上がっていましたね。
上野さん:香り決めは本当に難しかったです。
疲れている時と、そうじゃない時で、香りの印象が変わるんですよね。「これがいい」と思っても、別の日に香ると違って感じたり。
だからこそ、チームみんなで何度も試して、慎重に選びました。
自分をアップデートする女性へ
― 今回のノベルティは、どんな方の手元に届く想定でしたか。
郷司さん:Beauranceのお客様の層は幅広いのですが、中心は30〜50代の方々です。
ただ、20代のお客様もいらっしゃいますし、海外から来られる方にも支持していただいています。
年齢問わず、「使い心地を大事にする方」や「自分のスタイルを持つ方」に、響きやすいブランドです。
そうしたお客さまへ、自分の“好き”をアップデートするきっかけになるアイテムを届けたいと思っていて、この石鹸もそんな存在になると思っています。
香り、パッケージのこだわり
― ノベルティのこだわりポイントはなんですか。
上野さん:香りは特にこだわりました。
Beauranceは大人の女性を軸にしているブランドなので、甘すぎる香りではなく、少しシャキッとした香りがいいなと。
迷いに迷いましたが、最終的に甘さと、ジンジャーのようなスパイシーさがミックスされた香りを選びました。
あとは、パッケージを透明のパウチにしたこともこだわりです。
例えば、エコバッグなどは、畳んでパッケージに仕舞ってしまうと柄の良さが伝わりにくい。
でも今回は透明のパウチに入れたことで、お客様にお渡しした瞬間に、石鹸のデザインをそのままお見せすることができました。
― マーブル模様は一つひとつの表情が異なるので、お渡しした瞬間にデザインが見えるのは素敵ですね。
郷司さん:そうなんです。個体によって表情が変わるので、受け取った方にとっても「自分だけのもの」になる感覚があると思いました。
制作を終えて
― 今回の制作を通して感じたことを教えてください。
上野さん:香りを選ぶプロセスは、本当に勉強になりました。
同じ香りでも、時間や気分によって異なる印象を持つということは、新鮮な発見でした。
石鹸自体も、しっとり・さっぱりの質感を比べたり、実際に手で試しながら決めていく時間が楽しかったです。
また、海外の取引先の方にも試供品を渡したのですが、日本製の石鹸はすごく喜ばれました。 ノベルティでも百貨店のルールで調整が必要だったり、手間はかかりましたが、だからこそ、完成した時の価値はより高く感じられました。
― 今後、試してみたいことはありますか?
上野さん:今回は予算の関係でミニサイズでの制作となりましたが、別の機会に通常サイズの石鹸作りにもぜひ挑戦してみたいです。
Beaurance公式チャンネル
オンラインサイト:https://www.beaurance.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/beaurance_lx/
オリジナル石鹸制作のご依頼について
mueでは、ブランドや施設の世界観に合わせたオリジナル石鹸の制作をお受けしています。
コンセプトの設計から、素材選び、色・デザイン設計、製造まで。東京のアトリエで、職人が一つひとつ手作業で仕上げます。
少量からご相談いただけますので、イベントのノベルティやショップのオリジナルアイテムとしてお気軽にお問い合わせください。
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