指ですくえる石鹸。layer conditioning facial cream soap開発者インタビュー
指ですくえるほど柔らかい、クリーム状の石鹸「layer conditioning facial cream soap」。
従来の固形石鹸では難しかった美容成分を贅沢に配合した新しい石鹸です。
この製品を開発した薬剤師であり石鹸職人の井原さんに、開発の裏側と込めた想いを伺いました。
石鹸作りの原点は義母から
― 石鹸づくりを始めたきっかけは?
義理の母から石鹸作りを教わったのが始まりです。それまでは市販の洗顔料を使っていましたが、自分で素材を選び、配合を工夫できることに惹かれました。
最初に作った石鹸は、温度や配合のわずかな違いで崩れてしまう繊細なものでした。けれど、その難しさに夢中になったんです。

― だからこそ、一つひとつの工程に惹かれたんですね。
そうなんです。失敗も成功もダイレクトに返ってくる。作り手の加減がそのまま石鹸に表れる。そこに面白さを感じました。
薬剤師から石鹸職人へ
― 薬剤師としての経験は活かされていますか?
もちろんです。成分や化学反応の知識は、素材を選ぶ基準や製造プロセスに欠かせません。水分量や温度をどう調整するか、肌にどう影響するかを常に考えています。
― だからこそ、"安心して使える石鹸"になるんですね。
そう思います。知識があるからリスクを避けながら、プラスの効果を引き出せる。安心と心地よさを両立させることが、自分の役割だと思っています。

「使う人」を思い浮かべながら
― 石鹸づくりで大切にしていることは?
"使う人を想像すること"です。香りを嗅ぐ瞬間や、指に触れた感覚まで思い描きながら作っています。少しでも違和感があれば試作を繰り返します。
― 単に"作る"ではなく、"体験をデザインする"感覚ですね。
まさにそうです。石鹸は毎日手にするもの。小さな不快感があれば続かない。だからこそ細部までこだわって、"毎日気持ちよく使える"ものを目指しています。

固形ではできなかった、あらたな挑戦
― なぜクリーム状の石鹸を?
固形石鹸には配合の限界がありました。美容オイルや保湿成分を十分に加えるのは難しい。でもクリーム状にすれば、後から成分を練り込める。

― 洗浄力とうるおいを両立できるんですね。
そうなんです。洗浄力はそのままに、肌にうるおいを残せる。これは"毎日使いたい石鹸"に近づく大きな一歩でした。
譲れなかった二つのこだわり
― 開発で特にこだわったことは?
ひとつは香りです。私自身が香料にアレルギーを持っているので、人工香料ではなくエッセンシャルオイルを選びました。自然な香りは安心感もあり、気持ちを切り替えてくれます。
もうひとつはテクスチャー。季節によって硬さが変わるので、温度や攪拌を何度も調整しました。ようやく"指ですくえて、肌でとろける"理想の質感にたどり着きました。

― 香りも質感も、毎日の心地よさに直結するんですね。
そうですね。小さな違和感があると毎日使いたいとは思えない。だからこそ妥協せず仕上げました。
毎日の洗顔を心地よく
― どんな方に届けたいですか?
毎日をいそがしく過ごす方にこそ使ってほしいです。洗顔は毎日の習慣。その数分が、肌を整えるだけでなく心を切り替える時間になればいいと思っています。
石鹸が日常の小さなリセットのきっかけになる。そういう体験を届けたいです。
― 今後、挑戦してみたいことは?
季節や肌タイプに合わせたシリーズを作りたいです。冬は保湿を強めたもの、夏はさっぱりしたものなど。
お客さまの肌の悩みに寄り添い、"自分に合う石鹸"を選べる楽しさを広げていきたいです。
日常に、リセットの時間を
「layer conditioning facial cream soap」は、洗浄力とうるおいを両立させた新しい石鹸。
日常の中で、自分を整える小さなリセットの時間を。
そのきっかけを、この石鹸とともに見つけていただけたらうれしいです。