新しい一日、新しい自分。デザインソープ「newme」開発ストーリー
朝、ふと窓を開けて空を見渡すと、気持ちが少し整う。 そんな“切り替えの瞬間”をイメージして生まれたのがmueの人気製品「newme」です。
インスピレーションの源は、スタッフが毎朝眺める海と空の風景。 そこから、“心をリセットし、新しい一日を踏み出す石鹸”が形になりました。
誕生の背景やデザインに込めた想いを、開発を手がけた山口さんにうかがいました。
広告代理店からソープデザイナーに
― まずはご経歴を教えてください。
新卒で広告代理店に入り、営業職をしていました。製品開発とはまったく関係のない仕事でしたが、クリエイティブなものにずっと興味があったんです。
そんなある日、熱海で友人と訪れた石鹸作りの体験教室に参加して…一瞬で惹き込まれてしまいました。それが転機でした。 その後ご縁があってmueに加わり、本格的に石鹸作りを仕事にすることを決めました。
― ものづくりをする上で大切にしていることは?
「自分が本当に使いたいと思えるかどうか」です。作り手として品質を追求するのは当然ですが、消費者として“欲しい、毎日使いたい”と思えるかどうかを常に意識しています。

スタッフの体験から生まれた「newme」
― newmeを作ろうと思ったきっかけは?
2年前に『デザイン石鹸に挑戦したい』という声が社内であがったんです。ただ美しいだけでなく、心に残る石鹸をつくりたいと思いました。そこで、スタッフそれぞれの“自分に還れる瞬間”をデザインに込めることにしました。
― 具体的にはどんなエピソードから?
スタッフにヒアリングをして、それぞれの原風景を探りました。朝露の残る山を思い浮かべる人、静かな夜を思い出す人…。 newmeは、毎朝早起きして海を眺め、一日をスタートする、というあるスタッフの体験から生まれた石鹸です。

コンセプトは「新しい日、新しい自分」
― newmeのコンセプトを教えてください。
“新しい日を迎えて、新しい自分になる”です。 30〜40代になると、家庭や仕事で役割が増えて、本来の自分を見失いがちになります。私自身もそう感じたことがあります。だからこそ、少し立ち止まり、自分を見つめ直すきっかけになればと思いました。
― その想いをどのように石鹸に込めたのですか?
デザインは流れのある3層で『切り替えの瞬間』を表現しました。 洗い上がりは海の清々しさを思わせるようにすっきりと。 香りはやわらかなパウダリーノートで、気持ちをやさしくほぐすように仕上げています。

1年かけてたどり着いたかたち
― 開発で苦労した点は?
一番はデザインの再現性でした。同じ色材でも、石鹸のレシピを変えると色が変わってしまう。韓国のアトリエで技法を学び、何度も試作を重ね…完成までに約1年かかりました。
― 石鹸をイメージした音楽もあるそうですね。
はい。香りや手触りに加え、音でも楽しんでいただけるようにしました。五感すべてで『newme』の世界を感じていただけたら嬉しいです。
― 最後に、newmeをどんな方に届けたいですか?
毎日いそがしく過ごす方に、自分を振り返る時間や、新しい挑戦を後押しする存在としてお届けしたいです。
“新しい一歩”を踏み出すきっかけに
海を思わせる爽やかなデザイン、やさしい香りと洗い心地、そして音楽。 小さな石鹸に込められた想いに触れることで、“新しい一歩”を踏み出すきっかけになるかもしれません。
ぜひ、newmeとともに、自分を見つめ直すリフレッシュタイムをお過ごしください。